【土間スペース編】人気のスペース・コーナーづくりのポイント! 建築家がプランのコツを伝授!

3,061view2016.01.17

土間スペース編 人気のスペースづくり

半戸外の心地よさが人気の "土間スペース" 

暮らしや趣味の 幅が広がる おすすめスペース
屋内と屋外をゆるやかにつなぐ半戸外スペースを「中間領域」といいます。屋根つきデッキや縁側のほか、家の中にある土間や、屋根のかかっている外土間などもこれにあたり、室内の延長としてのインドア空間と、開放的なアウトドア空間の両方のよさを兼ね備えています。

内土間も外土間も、天候や汚れを気にせずに過ごせるのが人気の理由。DIYやペットの世話、自転車の手入れなどを気兼ねなく楽しめます。アウトドアの趣味がなくても、雨の日に子どもがのびのび遊べたり、洗濯物を干したり、大きな荷物を一時的に保管したりと、生活面でのメリットも大。面積にゆとりがないなら、玄関のたたきを少し広げるだけでも用途が広がります。出入り口をドアではなく引き戸にしておくと、あけっぱなしにできて出入りしやすくなります。(明野さん)

プランのPOINT

  • 目的に合わせて内土間か外土間かを選ぶ
  • 玄関のたたきを広げるだけでも、利点を味わえる
  • 出入り口を引き戸にするとあけたまま使いやすい

 

 

大きな引き戸でテラスにつながる、のびのびとした土間空間

間取り【本田さん宅(東京都) 設計/アトリエSORA】

ご主人が慣れ親しんだ“縁側”を、新居で再現。テラス〜土間〜LDKをそのままつなげ、家の内外の一体感を楽しめるようにしました。土間からは光と風がたっぷり入り、家全体を気持ちよく通り抜けていくそう。

 
土間出入り口はフルオープンにできる大きな引き戸。あけ放すとテラスからLDKまでが自然につながります。
土間はコンクリート。

土間スペースLDKから土間側を見たところ。玄関のたたきを兼ねているため、ここで靴を脱いで上がります。

土間土間は寝室の前まで続いています。冬でも快適に過ごせるよう、床暖房を設置しました。

「屋根をかけた外土間」が趣味のアウトドアに大活躍


間取り【明野さん宅(神奈川県) 設計/明野設計室】

住居とアトリエの間に“通り土間”をプラン。屋根があるため、雨や直射日光を気にせずに自転車やバイクの手入れをしたり、愛犬の世話をしたりと重宝しています。土間には玄関のほか、ダイニングからも出入りできます。

玄関すっぽりと屋根に覆われているので、室内の延長の外空間として無理なく使えます。板張りの外壁からぬくもりが
伝わって。

玄関【写真左】玄関は開き戸ではなく引き戸。あけておくと土間から心地いい風が入ってきます。
【写真右】土間の先に広がっているのは、緑豊かな庭。土間を通して見る眺めも魅力的です。

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ADVICE

明野岳司 明野美佐子

明野設計室 一級建築士事務所

明野 岳司さん
明野 美佐子さん
ともに東京都生まれ、芝浦工業大学修士課程修了。岳司さんは㈱磯崎新アトリエ、美佐子さんは小堀住研㈱(現エス・バイ・エル㈱)、中央研究所などを経て、2000年に明野設計室を設立。

小山 和子

プランボックス 一級建築士事務所

小山 和子さん
1955年広島県生まれ。女子美術大学芸術学部卒業。87年に小山一級建築士事務所、95年に一級建築士・湧井辰夫さんと共同で現事務所を設立。

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