みんなが自然体でくつろげる、ナチュラル素材に囲まれた空間

1,252view2016.08.29

ナチュラル素材に囲まれた空間

【Tさん宅(和歌山県)】

病院勤務のMさん、主婦のTさん、長男Aくん(小5)、次男Hくん(小3)の元気いっぱい兄弟の4人家族。
広い庭があるので、これからはガーデニングも楽しみたいそうです。

Tさんが家づくりを依頼したのは、自然素材をふんだんに使った住まいづくりをコンセプトにしている地元の工務店「きのへそ工房」。モデルハウスや見学会に何度も通って心地よさを実感し、「ここしかない!」と決めたそう。

インテリアのイメージソースは「学生時代、よく行っていたナチュラルでおしゃれな雑貨屋さんの内装やディスプレイなんです。こんな素敵な暮らしができたらいいなと、ずっと憧れていました」とTさん。珪藻土の壁と無垢材のフローリングに囲まれた新居は、家じゅうのどのコーナーにも国内外の古道具やナチュラル雑貨が置かれ、まさに雑貨ショップのよう。結婚当初はそれほどインテリアに興味をもたなかった学さんも、Tさんの雑貨好きに影響されてか、積極的に家具&雑貨ショップをチェックするようになったそう。結婚前から持っていたTさんのコレクションを除けば、新居の家具や雑貨は、すべてご夫妻で選んだものとか。

いちばんのお気に入りの場所は?と尋ねると、「やっぱりこだわりの家具と雑貨に囲まれたリビング&ダイニングです。特に、アンティークの窓を入れた一角。前の家では飾って眺めていただけなのですが、こんな形で実際に使えるなんて、とてもうれしい!」と口を揃えるお二人です。

 

Tさん宅の工夫

  • 予算内におさめる工夫
    自然素材にこだわって家じゅうの壁を珪藻土にするつもりでしたが、予算がオーバーしそうだったので、
    珪藻土は1階のみにし、2階の居室や廊下などは珪藻土クロスに。
  • 好みのインテリアにする工夫
    使い込まれたアンティークの雑貨類が好きでコレクションしていました。
    テイストが合うように内装や建具をナチュラル仕上げにし、コーディネートにも気を配りました。
  • 暮らしやすさの工夫
    冬は太陽熱であたためた空気を利用し、夏は自然の風で室内環境をととのえるOMソーラーシステムを採用。
    そのおかげで、間仕切りの少ないオープンプランが可能に。

 

 

1F DK

ダイニングキッチンDKは家族の気配が伝わるオープンスタイルに。左手にバス&サニタリーがあり、キッチンを含めて水回りを近くにまとめた動線が暮らしやすいそう。

【Point】家族が長い時間を過ごすLDKの一角にフリースペースを

キッチンの対面の2畳ほどのスペースはピアノコーナーになる予定。今はティータイムや読書などに使って楽しんで
います。

 

 
ダイニングキッチン【写真左】木のキッチンに似合うよう、無垢材のダイニングテーブルをオーダー。「TRUCK」や「MOMO natural」で購入した椅子をコーディネートしました。左手の吊り戸棚の扉にはこだわりのフローラガラスを。

【Point】キッチンの扉につけたのはアンティークの取っ手

【写真右】 キッチンは、きのへそ工房のオリジナルデザイン。取っ手は真鍮製で、Tさんがウェブショップで見つけた施主支給品。

 

 

1F リビング

リビング国産のマツ材をフローリングに使い、壁を珪藻土で仕上げた、ぬくもりのある空間。休日や食後のひとときを家族みんなでリビングで過ごすのが、いちばん幸せな時間だそう。

【Point】アンティークの窓を施主支給して室内窓に

構造壁の一部にはめた古い窓は、「昔の民家で使われていたものらしく、ネットオークションで落札しました」。

 

 

リビング庭に面した大きな窓から日ざしがたっぷり入るリビング。ソファは「NOYES」、テーブルは大阪にあっ「kimidori」
で購入したアンティーク。キッズチェアは「ひだり堂」で。

 

1F 和室

和室いぐさより耐久性があるからと、きのへそ工房にすすめられて和紙畳を採用。和紙のシェードもモデルハウスでひと目惚れしてとり入れたそう。

【Point】リビングつながりの和室はフレキシブルな空間

洗濯物をたたんだり、アイロンがけをしたり、ゲストのお泊まりにと、なにかと重宝する和室。リビング横にあるので、ほぼ毎日活用しているそうです。

 

 

2F 子ども部屋

子供部屋今は兄弟で使っていますが、将来は2室に分けることもできます。カラフルな色使いのカーテンは「イケア」、ホウロウの照明は「パシフィックファニチャ−サービス」の製品。

 

2F ホール

ホール寝室と子ども部屋の中間にある、板をすのこのように張ったスペースは、室内干しをしたり、お子さんの遊び場になったりと、フリーに活用できる場。室内干し用のワイヤーは、使わないときは収納できるものを採用しました。

【Point】床をすのこ状にしたスペースを空気の通り道に

OMソーラーシステムを効率的に運転させるための工夫です。上下階の空気がすのこの間を通るので、室内干しにも
便利。

 

 

2F 寝室

寝室上部にロフトを設け、収納スペースとして活用。ホールをはさんで子ども部屋があり、お子さんの気配をいつも感じられて安心です。照明は小さいシェードのものを選び、落ち着いた雰囲気に。

 

2F ワークコーナー

ワークコーナーホールの一部につくったTさんのワークコーナー。手を動かすことが好きなので、気が向くとミシンの前に。
リビングのソファにあるクッションカバーや洗面室の小窓のカーテンなども手作りだそう。

【Point】愛着のあるアンティーク家具でコーディネート

デスクはいちばん最初に買ったアンティーク家具で、今でも大好きな家具のひとつ。
引き出しやスツールも年代物です。白いキャビネットには長年かけて集めた生地を収納。

 

 

1F トイレ

トイレ収納スペースを兼ねたワイドカウンターを設置したので、予備のトイレットペーパーもたっぷりおさまります。
あめ色の照明はイギリスのアンティーク。

 

1F 洗面室

洗面室カウンターをモザイクタイルで仕上げたおしゃれな洗面室。右手に洗濯機があり、キッチンの裏に位置しているので、家事もラクです。

【Point】シンクをダブルにして大正解でした

朝も家族全員がスムーズに身支度できます。右のシンク&水栓は「イブキクラフト」、左は「イケア」のシンクと
「グローエ」の水栓。

 

 

1F 玄関

玄関【写真左】大容量のクローゼットを設置したので、玄関はいつもすっきり。内部にはコートハンガーも完備。たたきは素朴で落ち着いた雰囲気が魅力の洗い出し仕上げにしました。
【写真右】引き戸のガラスは表面に槌目模様をつけた型板ガラス。「スモークがかかっているのでぬくもり感があり、玄関をあけたときに室内がまる見えにならないところもいいですね」

【Point】通気調節がしやすい引き戸を採用

玄関とLDの仕切りは引き戸にしたので、室温や通気の調節がしやすいそう。夏は右手の小窓と引き戸をあければ風が通ります

 

 

外観

外観シンプルな切り妻屋根をのせ、正面に深い軒をとった落ち着いた外観。建物右手に駐車スペースがあり、スギ材を使ったフェンスは学さんがデザインしたそう。玄関ドア横のミニガーデンの台にしているのはネットオークションで落札した古いミシンで、その上に白くペイントした板をのせました。形が違う素焼きの鉢がかわいい。

 

わが家のお気に入り♪

室内階段で、家族のつながりがスムーズに

室内階段2階へはダイニング横の階段からアクセスする動線。学校から帰ったお子さんはお母さんと顔を合わせてから
自室へ行けます。

外壁はメンテナンスがラクな素材をセレクト

外壁チョコレート色の外壁は、お手入れがラクなガルバリウム鋼板。20種類のサンプルから、周辺の緑にも似合う色を選びました。

 

DATA. Tさん宅(和歌山県)

間取り図間取り図

設計のPOINT

モデルハウスや完成見学会に何度も足を運ばれたTさんご夫妻。太陽光や自然の風を利用するOMソーラーハウスを実際に体験して採用を決意されました。お二人とも使い込まれた家具や雑貨がお好きで、コレクションもたくさんお持ちでした。そうしたインテリアに調和するようにと、経年変化が楽しめる自然素材にこだわられていました。木をふんだんに使ったキッチンや造作家具なども予算内でイメージに合う仕上がりになり、ご満足いただけたかと思います。

きのへそ工房・㈱西峰工務店設計部

1964年創業。住宅から店舗、公共施設まで幅広く手がけ、地域に密着した工務店をめざしている。構造や仕上げに用いる国産材をはじめ、壁材や塗料など自然素材にこだわった家づくりを提案。

家族構成 夫婦+子ども2人
敷地面積 288.38㎡(87.23坪)
建築面積 77.83㎡(23.54坪)
延べ床面積 123.38㎡(37.32坪)
1F 68.73㎡ + 2F 54.65㎡
構造・工法 木造2階建て(軸組み工法)
工期 2011年4月〜8月
本体工事費 約2500万円(OMソーラーシステム、 外構工事、造作家具を含む)
3.3㎡単価 約67万円

設計・施工

きのへそ工房・㈱西峰工務店設計部
TEL: 0120-423-022

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