【シューズクローゼット編】人気のスペース・コーナーづくりのポイント!  建築家がプランのコツを伝授!

5,014view2016.12.07

シューズクローゼット 編 人気のスペース・コーナーづくり

 

土間の収納は利用価値大 "シューズクローゼット" 

すっきりした玄関で人を招くのが楽しくなるメリットも
靴だけをしまうなら一般的な靴箱でも間に合いますが、玄関には意外と大きな生活用品を置くことが多いもの。ベビーカーやチャイルドシートなどの子ども用品、自転車の空気入れやスポーツ用品、ガーデニング用品、実家から届いた土つきの野菜などなど。これらを玄関のたたきに出しっぱなしにしなくてすむというのが、シューズクローゼットの人気の理由です。

行き止まりの収納スペースとしてつくるほか、クローゼット内を通り抜けてホールに上がれるようにする手も。家族だけのプライベートな動線をつくることで、生活感のないエントランスを演出でき、ゲストを気持ちよく迎えられます。このプランの発展形として、ゲスト用と家族用の2つの玄関をつくり、家族用の玄関はシューズクローゼットを兼ねて使うのも一案です。(小山さん)

 

プランのPOINT

  • 生活用品を収納する物置きを兼ねる
  • 湿気がこもらないよう風通しのいいつくりに
  • 「シューズクローゼットから出入りする」という発想も

 

 

通り抜けられるので家族の動線がスムーズに

間取り 【佐賀江さん宅(滋賀県) 設計/アトリエイハウズ】

たたきから直接ホールに上がるメインの動線のほかに、クローゼット内を経由する動線をプラン。帰宅した家族はここを通って、靴や上着などをしまいながらリビングに向かいます。おかげで玄関ホールはいつもすっきり。

 

シューズクローゼットシューズクローゼット内には靴をしまう棚のほか、コートハンガーなどのパーツもとりつけて機能性を高めています。

 

シューズクローゼット【写真左】クローゼットにはたたきから入り、奥の出口からホールに上がる仕組み。
【写真右】靴箱がない分、広い壁面を生かしてニッチを実現。アクセントカラーのブルーグレーが印象的。

 

家族用とゲスト用、2つの玄関をシーンごとに使い分けて

間取り【Oさん宅(神奈川県) 設計/プランボックス 】

デッキをはさみ、玄関を2つ配置。ゲスト用玄関は道路からアプローチを通って、家族用玄関はカーポートから入れるようにプランしました。家族用玄関は両側の壁面がすべて収納。通過しながら使える便利な動線です。

 

玄関シューズクローゼット【写真左】ゲスト用玄関。家族用と分けたことで、内装デザインや素材へのこだわりを生かせました。
【写真右】家族用玄関は、シューズクローゼットの中を通って出入りします。ドアは光を通すガラス入りに。

 

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ADVICE

明野岳司 明野美佐子

明野設計室 一級建築士事務所

明野 岳司さん
明野 美佐子さん

ともに東京都生まれ、芝浦工業大学修士課程修了。岳司さんは㈱磯崎新アトリエ、美佐子さんは小堀住研㈱(現エス・バイ・エル㈱)、中央研究所などを経て、2000年に明野設計室を設立。

 

小山和子

プランボックス 一級建築士事務所

小山 和子さん

1955年広島県生まれ。女子美術大学芸術学部卒業。87年に小山一級建築士事務所、95年に一級建築士・湧井辰夫さんと共同で現事務所を設立。

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