【パントリー(食品庫)編】人気のスペース・コーナーづくりのポイント! 建築家がプランのコツを伝授!

2,760view2016.11.21

パントリー 編 人気のスペース・コーナーづくり

 

キッチンがすっきり片づく "パントリー(食品庫)" 

割ける面積によって配置やつくり方を工夫しよう
収納プランでリクエストの多いパントリー。食品はもちろん、ホットプレートなどの大きな調理器具やレシピ本など、カウンター下や吊り戸棚に入れにくいものもおさまるため、「このスペースがあるだけでキッチンが片づく」「食器もしまえるのでカップボードを置かなくてすむ」と、メリットを実感している人が多いようです。

パントリーはキッチンの奥に配置することが多いのですが、面積が許せば「通り抜けられるパントリー」がおすすめ。キッチンと玄関ホール、廊下、LDなどをつなぐ回遊動線としてプランすると、買い物から帰ったときにアクセスしやすく、食品以外の生活用品もしまいやすくなります。反対に、人が入れるだけのスペースをとれなければ、大きめの壁面収納をつくるだけでも、食品庫として十分に役立ちます。(小山さん)

 

プランのPOINT

  • 通り抜けられると使い勝手がぐんとアップ
  • 大きな壁面収納だけでもパントリーとして役立つ
  • フレキシブルに使えるよう内部のつくりはざっくりと

 

通路型パントリーが 家事の省力化に活躍

間取り【Hさん宅(山梨県) 設計/プランボックス】

キッチンからもリビングからも入れるパントリーを採用。ものをとりに行くときにキッチンを経由しなくてすむため、生活動線が短くなりました。洗濯機もこの中に設置し、収納兼ユーティリティとして活用しています。

 

パントリーキッチンから見たパントリー。壁一面にオープン棚を造りつけ、たっぷりの収納量を確保しました。無機質な印象を与えがちな冷蔵庫もここに。

 

キッチン パントリーキッチンはナチュラルな素材感で統一。雑多な生活用品はパントリーにしまい、お気に入りの雑貨だけを飾って楽しんでいます。

 

引き戸をつけた壁面収納の おかげで、キッチンがすっきり

間取り【Sさん宅(東京都) 設計/プランボックス】

コンロ側の壁面に、食器棚と食品庫を兼ねた収納をプラン。平行移動するだけで、必要なものが手にとれます。あけておいてもじゃまにならない引き戸を採用したので、調理やあと片づけをしている間はオープンに。

 

ダイニング&パントリー【写真左】アイランドカウンターと一体型のテーブルが、DKの中心。食器棚などの収納家具がないため、
すっきりした印象に。
【写真右】3枚引き戸のうちの2枚をあけたところ。電子レンジなどの家電もこの中に。

 

他の「人気のスペース・コーナーづくりのポイント」もチェック!(順次公開していきます)

 

ADVICE

明野岳司 明野美佐子

明野設計室 一級建築士事務所

明野 岳司さん
明野 美佐子さん

ともに東京都生まれ、芝浦工業大学修士課程修了。岳司さんは㈱磯崎新アトリエ、美佐子さんは小堀住研㈱(現エス・バイ・エル㈱)、中央研究所などを経て、2000年に明野設計室を設立。 

小山和子

プランボックス 一級建築士事務所

小山 和子さん

1955年広島県生まれ。女子美術大学芸術学部卒業。87年に小山一級建築士事務所、95年に一級建築士・湧井辰夫さんと共同で現事務所を設立。

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