郷土愛から暮らし始めた実家をおしゃれに再生!大好きなわが家に

420view2016.03.15

ワーキングスペース

 

Dining

ダイニング

ものがあっても、すっきりシンプルに見えるよう、ワークコーナーは白でまとめて。床は落ち着きのある無垢のオーク材のフローリングで仕上げました。

 

ワークスペース

左写真:動物や恐竜、漢字が大好きで、探究心旺盛な風太くん。子どもの好奇心に、大人がすぐ対応してあげられる距離感は、家族のコミュニケーションにも最適!

右写真:デスクにはオークの集成材を使いました。自然素材の風合いを生かしながら、筆記もしやすいところがポイント。

 

Kitchen & Dining

ダイニング

キッチンカウンターに存在感のあるタイルを貼ってLDKのアクセントに。タイルは「名古屋モザイク工業」の「コラベル」。1枚ごとに少しずつ色が異なる絶妙な焼きむらがおしゃれ。ナチュラルなダイニングテーブル&チェアは「ベルメゾン」で購入。

 

キッチン

左写真:シンプルな「ヤマハリビング」のシステムキッチンを採用。「引き出し収納は収納力がアップし、使い勝手もいいです」

右写真:「明るくおしゃれな部屋になったので、お花や植物も映えるようになりました」。キッチンの作業台も広々。

 

Living

リビング

リビングはテーマカラーのグリーンでコーディネート。壁の1面もグリーンのアクセントウォールに。家族みんなでDIYでペイントしました。「断熱リフォームも施したので、室内環境もぐっとよくなりました」

 

photo06

左写真:キッチンのすぐ脇に子ども部屋を配置。室内窓もつけて、常に気配を感じ合えるように。

右写真:子ども部屋のリビング側の壁に室内窓をとりつけて。楽しい仕掛けに大満足!

 

Sanitary

洗面台

4年前にひと足先にリフォームをしていた洗面室。念願の実験用シンクを壁づけにして、すっきりとした空間に。

 

バスルーム

もとの設備を生かしながら、壁はタイルを貼りかえ、バスタブと床は浴室用の特殊塗装で仕上げました。

 

トイレ

トイレは一新。白を基調にシンプル&クリーンに仕上げ、レトロ柄のクッションフロアでアクセントを。

 

リフォームストーリー

生まれ育った街への 郷愁がつのって

「結婚して新しい暮らしを始めた頃、どうしても生まれ育った広島の町で暮らしたくなって、主人を説得して移住したんです(笑)」と話す晶子さん。  

晶子さんが帰りたかった町は、広島市の中心部から少し離れた、瀬戸内海に面した港町。ほんのり香る潮風や、下町気質の人々が暮らす、風情のある町が大好きだったといいます。

 

晶子さんの故郷への 移住計画がスタート!

以前は名古屋で暮らしていた大和さん夫妻。晶子さんの並み並みならぬ郷土愛と移住プランに対して研一さんは、「まあ、そこまで言うのであればと(笑)。問題は仕事でしたが、幸い、よい仕事が見つかったので、思いきって移り住むことにしました」。  

広島に移ってすぐは、小さなアパートを借りていたお二人でしたが、ほどなくして晶子さんのご両親が住みかえをし、晶子さんが幼少期を過ごした“実家マンション”があき家に。  

ちょうど長男の風太くんの出産を控えた時期だったので、「子育てをするには、小さなアパートより少しはましだろう(笑)」と、ご両親が引き払った“実家マンション”に引っ越すことにしました。  

とはいえ「この実家を住みつないでいこう!」という熱い思いや「ワクワクする気持ち」はいっさいなかったというご夫妻。あくまで仮住まいのつもりだったので、壁と床をクリーニング程度に張りかえただけで、ほとんどリフォームはせずに暮らし始めました。

 

暮らしてはみたものの なんだか好きになれなくて…

しばらく暮らしているうちに、水回りの古さや味けない内装材に嫌けがさした晶子さん。「せめて壁紙だけでもかえたい!」とセルフリフォームにトライしましたが、その頃は野乃ちゃんが生まれたばかり。幼児2人をかかえながら、思いどおりの作業ができるはずもなく……。 「じつは、僕はセルフビルドのような“手作り感”が苦手で(笑)。この機会に、洗面と浴室だけリフォームすることにしました」と研一さん。  

そんなふうに「だましだまし」暮らしていた大和さん一家。お子さんたちが成長して、いよいよ住みかえを検討し始めました。子どもの学校が変わらないよう、学区内のエリアを条件に物件探しを始めたものの、希望する広さと予算に合う物件が一向に見つからず……。

「その頃には、みんな、なんとなくこのマンションにも愛着を感じ始めていて(笑)。よし、この“実家マンション”に手をかけて暮らしてみよう! 狭くて古いけれど、工夫をすればきっとなんとかなる!」と家族の気持ちが一致団結。  かくして、大和家の“実家マンション”再生プランが本格始動しました

 

ついにリフォームを決意 家族みんながやる気満々に!

「リフォームしようと決めてからは、家族みんながワクワクの毎日でした!」  

リフォームの設計・施工は、晶子さんがデザインの仕事をしているリノベーション会社「リノリノ」に依頼。「空間づくりのセンスが大好きでしたし、仕事を通じて、古い物件を再生させることに関しての技術力にも信頼をおいていたので、迷わず即決でした」  

暮らしている中で、不便な部分や「こう暮らしたい」というイメージははっきりしていたので、間取りに関しての家族の意見はすぐに一致。研一さんが間取り作成アプリでベースプランを作成。LDK内に家族みんなが並んで作業できるワークスペースを設けた、素敵なプランでした。  

設計担当の石井さんいわく「開口部や梁までちゃんと調べてプランされていたので、ほぼ希望どおりに進めることができました。大和さん一家の“古い家”への愛情を感じましたね」。

 

「大切なものは いちばん身近にありました」

内装は、“生粋のインテリアバカ”と自称する晶子さんが本領発揮。「国内外のインテリア雑誌やサイト、リノリノが手がけたお宅の写真を集めては、あれも好きだしこれもしたい。夢は広がるけれど、わが家の小さな空間ではできることはほんの少し(笑)。リノリノの由花ちゃんと相談しながら、なんとかまとまりました!」  タイルや床材、ペイントを選んでいるときも至福の時間だったといいます。 「収納力は倍増したし、断熱リフォームもしたので、とにかく快適。なんでもっと早くやらなかったんだろうと悔やまれます(笑)。もうすぐ築40年の古い建物ですが、こうして手をかけて大好きな住まいになりました」と研一さん。  大切なものがいちばん身近にあったことに、ようやく気づいたという大和さん一家でした。

 

リフォームのポイント

設計のポイント

間取りのプランやインテリアのイメージはご家族でたくさんお話しされて方向性が決まっていたので、あとはプロとして、断熱や設備などの機能面や、収納プランを充実させるなど、より快適な住まいになるようバックアップしました。

photo10リノリノ 石井由花さん

2006年、リノベーション専門の不動産会社を設立。のちに立ち上げたリノベーションブランド「リノリノ」における民家および複合ビルの再生事業が注目され、13年には「クララ」もオープン。

DATA

間取り図

 

家族構成 夫婦+子ども2人
住居形態 マンション
築年数 39年
専有面積 60.36㎡(18.26坪)
リフォーム面積 60.36㎡(18.26坪)
リフォーム部分 洋室、和室2部屋、LDK、トイレ
リフォーム期間 2013年4月〜5月
(洗面室・浴室は2009年にリフォーム)
リフォーム費用 約600万円
リフォーム設計 リノリノ(アイエスワン)
リフォーム施工 アイエス

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